忙しい、けど明日はGAF

最近とても忙しいです。

週の半分は会社に泊まっています。

でもリンダの林田さんとかあのレベルの人も家に帰らない時期があるとかそんなことをブログで読んだりするとまだまだだなと思う反面、人間らしい生活ってなんだろうなとか思ってしまう。

でもやるんだけどね。

ただ忙しくても明日はTokyo GAFなのでそれに参加します。

http://tokyogaf.nexusinternational.jp/

映画の立会い

日曜日、映画の撮影でCGカットがいくつかあるので立ち会うことになった。

土曜日に打ち合わせがあるので仙台まで新幹線で行って色々と撮影スタッフと話す。しかしその日ホテルで寝る直前に、日曜に雨が降るということで中止の連絡が・・・・。

翌日、あまり仙台にいても何もすることがないので始発の新幹線で帰る。来週の日曜日も仙台にいかなければ。

しかし牛タンと食べずにジンギスカンを食べたり、仙台らしい事しなかったなあ。

MAYAのカメラをAEに持っていく際の手順とチェックポイント

3Dの中にあるTV画面や大型モニターに動画をAE上で貼り付けたりなど、カメラが動くシーンで何かと使い勝手の良いMAYA→AEのカメラコンバート。カメラの移動範囲によっては空の合成なんかも出来るので差し替えが楽です。

たしかどこかの外国のサイトで調べたやり方から自分で見つけたチェックポイントなどを追加。

結構うまく行かない事が多いのでガチガチにやったほうがよさそう。

1、maya上で位置のあたりのためにロケーターを出して名前をnull_01、null_02・・・とつける。

2、カメラを触りグループ化してグループの名前を「SCALER_FOR_AE」にする

3、カメラの画角設定を水平に(標準はフィル)

4、位置合わせ用のロケーターとカメラグループ、カメラすべて選んでベイクシュミレーション。

5、レンダーセッティングをセットする。たとえばフレームを有効なフレームに設定。カメラをしっかりと指定。レンダーサイズをあわせる。

6、位置合わせ用のロケーターとカメラグループとカメラを選んでセレクトセーブでmaファイルに保存。(mbだともちろんダメです)

7、出来たmaファイルをAEにドラッグアンドドロップ。

8、実際にレンダリングした画像と合致するか確認する。

以上です。(ロケ-ターの名前とかはこのとうりじゃなくてもいいかも)

もしうまくいかない場合の注意点。

・フレーム外にキーがあるか。あるなら消す。(MAYA上)

・シーン15f以下の場合わざとフレームを長くする。(MAYA上)

・0fから始まらないシーンでうまくいかない場合はあえて0fからで設定してみる。(MAYA上)

・カメラの画角がどうしても合わない場合はAE上で手で打つと直る。(AE上)

GOEMONとGOEMON ROCK

実は映画GOEMONとゲキシネGOEMON ROCKを見に行きました。

GOEMONは国内であれだけのボリュームを処理してしまうということに脱帽です。群集シーンはうまく手間を省いているようでしたが大変そう。あれを国内でやろうと言って誰も止めないところが熱い。制作費15億ということで明らかにヤッターマンより安い予算でカット数は遥かに超えているわけですから。

ただ聞いてはいたのですがノイズとアンチはかなり汚かったです。背景はフラクタルノイズをかけたかのようにノイズが動き回っているシーンがいくつかありました(キレイなカットもけっこうあるんですが)。キャラにはノイズが乗っていないのでフィルムグレインのシュミレーションでもないし。何でしょう。

アンチも門など金属でまっすぐなものが多いシーンでは目立ってました。DLP上映だとピクセルがバレやすいと噂を耳にしたことあるんですがそういうのもあるんですかね。

ところで何bitでレンダリングしてるのかなあ。うちは最近はOpenEXR32bitで出しているんだけど確かに重いですがコンポジットが楽そうなので最近はコレに移行中です。あとAOとかレベル補正してもノイズが出にくい気がします。

あと最近映画をやるようになって思うのですがコンポジッタの能力って凄まじく影響が大きいと思います。結局最終的な画を決めるのってコンポジッタじゃないかと思うくらい。でもそれじゃ悔しいのでCG素材を作る段階で気を使って仮合成をして「これでいいかな?」と思って提出するんだけど、あがってきたら更に凄いものになっている・・・なんて事もよくあります。あのノイズどこいっちゃったの?みたいな。きっとコンポジッタに呆れられている事も多いんだろうな。「なんだよこの素材は!www よし腕の見せ所だな」なんて思われているかもしれないです。

GOENON ROCKは舞台演劇を複数台カメラで撮影した「ゲキシネ」という新しい分野なのでCGは一切無いです。前売りで2000円もするのはちょっと高すぎる気もします。話はほとんどミュージカル調ルパン3世なんで純粋に面白かったです。五右衛門が変装するシーンはやられたとう感じ。何度か出てくるんだけど毎回、爆笑してしまいます。演劇が好きなら行ってもよいかと思います。